◎国東六郷満山霊場歩き2016 TOP
○一日目
広島→JR宇佐駅→宇佐神宮→宇佐宮弥勒寺→福昌寺→JR宇佐駅→JR杵築駅→願成就寺→「旅館」山香温泉風の郷
○二日目
山香温泉→熊野磨崖仏→胎蔵寺→伝乗寺真木大堂→穴井戸観音→朝日夕日観音→岩脇寺→富貴寺「旅館」蕗の薹
○三日目
蕗の薹→富貴寺→白鳥神社→報恩寺→応利山→智恩寺→妙覚寺→普賢堂→十王岩屋→「農村民泊」幽玄の宿

○四日目
幽玄の宿→長安寺→天念寺→天念寺耶馬→無動寺→椿光寺→「農村民泊」寛美
○五日目
寛美→弥勒寺→応暦寺→中山仙境・無明橋→霊仙寺→実相院→清浄光寺→「農村民泊」プチファーム田中
○六日目
プチファーム田中→平等寺→千燈寺→旧千燈寺→岩戸寺→大聖寺→長慶寺→文殊仙寺→「旅館」湯の里渓泉
○七日目
湯の里渓泉→文殊仙寺→成仏寺→神宮寺→泉福寺→興導寺→ホテルベイグランド国東
○八日目
ホテルベイグランド国東→丸小野寺→報恩寺→椿八幡神社→寶命寺→小城観音→「農村民泊」オレンジファーム小玉
○九日目
オレンジファーム小玉→瑠璃光寺→護聖寺→両子寺→JR杵築駅→広島
○スケジュール
日別行程・距離・宿泊代
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○一日目


4/18(月) 広島→JR宇佐駅→宇佐神宮→宇佐宮弥勒寺→福昌寺→JR宇佐駅→JR杵築駅→願成就寺→「旅館」山香温泉風の郷
  23.8km

歩いたルートです(一日目前半)
宇佐駅→宇佐神宮→福昌寺→宇佐駅


歩いたルートの断面図(一日目前半)
ルート図と断面図は「カシミール3D」を利用させていただきました。

YAMAPにも軌跡を載せています。(一日目前半)

    地震の影響で運転見合わせとなっていた日豊線も復旧したことから無事出発
 自宅がある広島を早朝に出発して、小倉経由で宇佐駅に到着。
まずは、国東半島の特徴である神仏習合の原点「宇佐神宮」からスタート。


宇佐駅
 8時54分着。小雨の中を歩き始めます。

宇佐神宮
 大鳥居を通って境内へ

西大門をくぐって本殿に向かいます

上宮
 この中に本殿があります

本殿
 本殿は三つあり、それぞれ一之御殿は八幡大神(応神天皇)、ニ之御殿は比売大神、三之御殿は神功皇后をお祀りしています。
 国宝になっているのですが、外からはうまく撮れません(^_^;)

願掛けひょうたん絵馬
 御祭神の神功皇后がご自身の母乳をひょうたんに入れて、我が子(応神天皇)に与えたそうです。

 
奥宮である大元神社は真ん中に見える御許山の9合目にあります。

 御許山の頂上付近は禁足地となっていて、人は入ることが出来ません。

 
 社務所で「宇佐神宮六郷満山霊場宝印帳」1,500円を購入し、宇佐神宮と弥勒寺のご朱印(各300円)をいただきました。

宇佐神宮の朱印です
 宝印帳には「宇佐神宮六郷満山霊場会」の霊場名が右ページに印刷されているので、この霊場会以外の5霊場は白紙ページや別紙に朱印をいただきました。

 こちらは外宮。御祭神は上宮と同じ三神

呉橋
 勅使しか通れません。

種田山頭火の句碑
「松から朝日が赤い大鳥居
   春霜にあとつけて詣でる」

弥勒寺跡
 宇佐神宮と同じ敷地内にあり、創建も同時期。唐から帰国した最澄が法華経八講の講義を行ったことにより、この地域には天台宗の寺院が多く存在する。
 以前は神官と僧侶が行きかっていたようです。今でも宇佐神宮の行事の中には僧侶が参加するものがあります。
 江戸時代から衰退し、明治維新時に長州軍の焼き打ちにあったり神仏分離令等により再興されなかった。

極楽寺
 旧弥勒寺の弥勒菩薩坐像
 宇佐神宮近くの極楽寺に遷座されている

大善寺
 薬師如来坐像(旧弥勒寺)
 こちらは大善寺にあります。
 お寺の奥様がお堂を開けて見せてくれました。

福昌寺に向かう途中のレンゲ畑

福昌寺
 ここは「宇佐神宮六郷満山霊場会」には入っていません。この霊場会に入るためには、常にご朱印の対応をする人がいるとか、中型バスを停めることが出来る駐車場が近くにあるとかの条件があるようです。


仁王像阿形
 素朴で味があります

仁王像吽形

奥さんがお接待のお菓子をくれました。
 大分でも、弘法大師の縁日である旧3月21日(2016年は新暦で4月27日)にお菓子などを用意して人々を接待するという習慣があるようです。

 
 福昌寺から国道10号線を歩いていくことも考えましたが、交通量が多いうえに道が狭く歩道も無いことから大変危険です。
 ということで、宇佐駅から杵築駅まではJRで行くこととしました。
 


はこちら(一日目後半)
 
杵築駅
 宇佐駅から15分で到着。駅前の大衆食堂でカレーうどん(ちょっと特徴?がありました)の昼食をとってから歩き始める。

願成就寺
 杵築駅からの県道は歩道が無いので、農道を辿っていく。一時道に迷ったけど何とか到着。

国東搭
 これ以降たくさん出会える国東搭の第一号。国東半島に来たことを実感させてくれます。

赤松橋(日出町)
 「赤松のめがね橋」と呼ばれている。
 明治30年に完成した石橋で、その後の度重なる洪水にも流されずに残っている。国道10号線はかつてはこの橋を通っていた。

国道10号線もここから歩道が無くなります。
 旧山香町に入ると途端に歩道が無くなり、車道を歩かざるを得ません。
 約2kmはその状態が続き、対向車が来るときには道の端に立ち止まってやり過ごすこともしばしば!
 あとで聞いた話ですが、「行橋・別府100kmウォーク」という26時間以内に100kmを歩きとおすイベントでは、基本的には10号線を歩くのだけどこの区間だけは山の中の迂回路を通るそうです。納得!


山香温泉風の郷
 清潔な旅館でした。温泉もゆっくり入れます。
 食事もおいしかったです。特に朝食は手間がかかっていて素晴らしい。

 差し入れのビールにびっくり、感謝
 夕食をとりにレストランに行くと、ビールが出てきた。
 聞いてみると「宇野モータース」の社長さんからの差し入れとのこと。
 今回の歩きの宿泊先の件で色々お世話になった方で、今日歩いてくる途中に会社に寄ってお礼を言ってきたのだけど、その方からこんなことまでしたいただいて申し訳ない。

 部屋も快適
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